大津市などは9月22日・23日に開催する「おごと温泉・びわ湖パノラマウオーク」の参加者を募集している。

23日の出発地点のおごと温泉観光公園

　大津市協働提案制度採択事業として初開催する同イベントは民産学官の四者共同事業で、観光振興につなげる狙いがある。浜大津（22日）・おごと温泉（23日）をそれぞれ出発するコースを5キロから設定し、最長の42.195キロのコースでは南湖を1周することができる。日本ウオーキング協会の公式認定大会「温泉リーグ」にも関西で唯一加盟しており、完歩者には認定証を交付するほか、記念品としてコース地図・バッジを授与する。過去の同様の大会の結果から参加者ほぼ全員が9時間以内で完歩できると予想する。

　市民参加型の同イベントは大津市のPTAやスポーツ少年団とも連携し、教育・スポーツ・環境保全の推進を図り、ごみ拾いの美化活動にも取り組む。将来的には国際的な市民スポーツの誘致を目指す。

　同イベントの実行委員長を務めるびわこ成蹊スポーツ大学の若吉浩二教授は「生まれ育った大津・びわ湖大好き人間の『スポーツで、人・街を元気に！』という夢には、多くの方に賛同いただけると思う。子ども同士、親子、友人同士で『絆ウォーク』と称して多くの参加を募りたい」と呼び掛ける。

　参加費は、一般・高校生＝事前受付1,500円（当日2,000円）、小中学生無料。事前申込期間は9月10日まで。問い合わせ・申込先はおごと温泉びわ湖パノラマウオーク実行委員会事務局（近畿日本ツーリスト・トラベルサービスセンター西日本内、TEL 06-6535-8426）。各コース・受付場所などはおごと温泉観光協会のホームページで確認できる。