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滋賀・守山、今浜・新庄のコスモスが見頃-今週末は鑑賞会、ライトアップも

台風18号で初めて特別警報が発令され、強い風雨に倒れても立ち上がろうとするたくましい新庄町のコスモス

台風18号で初めて特別警報が発令され、強い風雨に倒れても立ち上がろうとするたくましい新庄町のコスモス

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 守山市の新庄町コスモス園と今浜町コスモス畑(今浜コミュニティー広場)が見頃を迎えている。

「他にはない」コスモス

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 新庄町のコスモス園にはピンクや白の「センセーション」が咲く「第一こすもす園」(約1200ヘクタール)と黄色とだいだい色の2種類の「黄花コスモス」が咲く「第二こすもす園」(約1300ヘクタール)があり、約25万本のコスモスが咲き薫る。2001年より新庄自治会「新庄を守る会」が主体となり種まき・栽培・採種などをまちづくりとして取り組んできた。2002年からは週末のライトアップも行い、観客の増加を受けて観覧席も設置。日中は高齢者施設やデイサービスの利用者が代わる代わる訪れるほか、県外からわざわざ見に来る人もいるほどの名所となっている。9月の台風18号で初めての特別警報が発令され、強い風雨に倒れてしまった「第一」のコスモスも、例年に比べ花が少ないものの、立ち上がろうと弓なりに上へ伸びたくましい姿を見せている。

 今浜町のコスモス畑(約18ヘクタール)には約18万本の「センセーション」が咲く。いずれも地元住民が栽培した「真心」の手作り。多数の家族連れなどが秋の訪れを感じながらコスモスの前で写真を撮るなどし楽しんでいる。

 同会の川中清治会長は「毎年咲いては花も種も全て取ってまた植え直している。子ども会やボランティアの協力も得て、自治会全員が仲良く取り組んでいる。人が入って来てくれると交流が生まれる。若い人も戻って来てくれたりと町の活性化につながっている」と笑顔を見せる。

 「昨年、娘が0歳の時も連れてきた。1年たってどう成長したか、娘の反応も見たくて」と守山市の久保葉子・日葵(ひなた)さん親子。1歳になった日葵さんはコスモスの美しさに感動したのかしきりにカメラを取りたがった。

 新庄町のライトアップは10月の土曜・日曜と祝祭日の前日。今浜町の鑑賞会は10月13日9時~。見頃は10月中。問い合わせは守山市観光物産協会(TEL 077-582-1266)まで。

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