プレスリリース

世界湖沼の日制定記念展示「琵琶湖博物館と海外とのつながり」の開催

リリース発行企業:滋賀県立琵琶湖博物館

情報提供:

 第79回国連総会において“8月27日”を「世界湖沼の日」(World Lake Day)として制定することが決定されました。そのことを記念して、琵琶湖博物館がこれまで行ってきた海外の機関と協力してきた事業の一部を紹介します。
概要
 “8月27日”を「世界湖沼の日」(World Lake Day)として制定されたことを記念して、琵琶湖博物館では、これまで行ってきた湖沼に関する国際的な取り組みの一部を紹介するトピック展示を下記のとおり実施します。
 ・タイトル:「世界湖沼の日」制定記念展示『琵琶湖博物館と海外とのつながり』
 ・期  間:令和7年(2025年)1月4日(土)~2月2日(日)
      (期間中の休館日は、1/14、1/20~1/24、1/27)
 ・場  所:琵琶湖博物館 アトリウム
 ・展示内容:琵琶湖博物館が行ってきた国際的な取り組みを紹介するパネル、
       海外の博物館・研究機関との協力協定締結書(フランス国立自然史博物館、
       中国湖南省博物館、ロシア科学アカデミーシベリア支部バイカル博物館、
       韓国国立洛東江生物資源館)、
       世界古代湖会議報告書など国際的な取り組みによる出版物8点
詳細
 “8月27日”を「世界湖沼の日」(World Lake Day)として制定することが、2024年12月12日に行われた第79回国連総会において決定されました。地球環境の変化に人々が向き合っていくためには、世界とのつながりが重要であるといえ、この日は湖沼環境が果たす重要な役割について、世界の人々に再認識していただく記念日になりました。また、“8月27日”は、滋賀県で行われた第1回世界湖沼会議にちなんだもので、滋賀県としても関係深い日といえます。
 現在当館では、湖沼環境に関する世界湖沼の日制定を記念して、1996年に開館した琵琶湖博物館がこれまでに行ってきた国際的な取り組みの一部を紹介するトピック展示を1月4日から実施しています。
 琵琶湖博物館の国際的な取り組みで最大規模のものといえるのが、開館の翌年の1997年に行った「世界古代湖会議(ICAL’97)」です。約300名の方が参加されたこの会議では、そこで行われた発表をもとにした国際的な出版物や実施報告書が出版されています。
 国際的な取り組みを実施していくために、海外の博物館や研究機関との連携も重要です。琵琶湖博物館では、フランス国立自然史博物館(1998年より)、中国科学院水生生物研究所(2002年より)、中国湖南省博物館(現、湖南博物院;2013年より)、ロシア科学アカデミーシベリア支部バイカル博物館(2014年より)、マケドニア オフリド水生生物研究所(2017年より)、韓国国立洛東江生物資源館(2017年より)の6館との協力協定を締結しています。本展示では、そのうち、フランス国立自然史博物館、中国湖南省博物館、ロシア科学アカデミーシベリア支部バイカル博物館、韓国国立洛東江生物資源館との締結書(4点)を展示で紹介します。
 また、これらの取り組みに関連して出版された英語または日本語の出版物8点を展示します。
 琵琶湖博物館では、固有種がいる古代湖としての琵琶湖や、この地域に暮らしてきた人々の歴史や文化、現在の環境と人々の暮らしの魅力を、地域や日本の人々はもとより、世界に伝えながら、世界の人々とも連携しながら、これからの「湖と人間」についてみなさまと考えていく博物館として活動を行っていきたいと思います。

・タイトル:「世界湖沼の日」制定記念展示『琵琶湖博物館と海外とのつながり』
・期  間:令和7年(2025年)1月4日(土)~2月2日(日)
      (期間中の休館日は、1/14、1/20~1/24、1/27)
・場  所:琵琶湖博物館 アトリウム
・展示内容:琵琶湖博物館が行ってきた国際的な取り組みを紹介するパネル、
      海外の博物館・研究機関との協力協定締結書4点、
      世界古代湖会議報告書など国際的な取り組みによる出版物8点



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