琵琶湖外来魚駆除大会 一般参加呼び掛け

昨年の釣り大会の様子

昨年の釣り大会の様子

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 草津市烏丸半島多目的広場で5月29日、「琵琶湖外来魚駆除の日」に合わせて外来魚駆除の釣り大会が開催される。

家族連れの参加も多く、餌や釣りざおの無料貸し出しもある

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 毎年5月の最終日曜に行われる「琵琶湖外来魚駆除の日」は、外来魚が増えている琵琶湖の問題を発信しようと2000年からスタート。1990年前半まではボテジャコやモロコといった小魚が捕れていたが、90年代後半からは外来魚ばかりが目立つようになってきたという。

 主催者の高田昌彦さんは「1人でも多くの人に琵琶湖の現状を知ってほしい」と話す。「現在は3000匹から4000匹に在来魚が1匹釣れるかどうかというくらい琵琶湖は外来魚ばかり。特に4月5月は繁殖期の時期なので1匹でも多く外来魚を釣りたい。このイベントを通して1人でも多く理解者が増えれば」と期待を込める。企業のCSR活動としての参加も多い。

 釣りざおと仕掛けセットと餌を用意し、未経験者でも気軽に参加できるようにしている。釣った魚は主催者が回収。釣り大会のほかにも琵琶湖の魚試食会、地引き網体験、魚の解剖、淡水魚の展示なども行われる。

 開催時間は、外来魚釣り大会=10時~16時、琵琶湖幸の試食会=11時30分~12時30分、地引き網体験=13時~14時、外来魚生態観察(当日13時30分までに要予約、保護者同伴)=14時~15時、淡水魚比較展示=10時~15時30分。問い合わせ先は高田さん(TEL 090-8527-3752)まで。

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