守山市では5月22日、「ルシオール・アートキッズフェスティバル」が開催される。
クラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」の関連イベントとして今年で5回目となる同イベント。守山市民ホール・立命館守山中学校・高校、あまが池プラザ、守山宿・町家うの家、チカ守山、佐川美術館の6カ所が会場となり、有料公演2公演、無料公演26公演、合わせて28公演が行われる。
有料公演の一つ「0歳児からのコンサート」は既にチケットが完売。市民ホールで開催される有料公演「日本センチュリー交響楽団」のメインコンサートはチケットに余裕があり、3歳以上は入場でできる。
メイン会場の守山市民ホールでは、ホールキオスクにて能楽師の今井克紀さんと守山市出身の加藤景子さんが出演する「能×JAZZ」の異色コラボのコンサートを開催。大ホールでは市内6校の中学校吹奏楽部による演奏も行われる。
立命館守山中学校・高校ではコンサートと並行して「ルシオール・アート体験アトリエ」を開催、文化施設等によるアート体験プログラムや立命館大学の学生によるワークショップなども企画されている。
あまが池会場では、マルシェ・まちなかにぎわいプログラムとして「むすび縁日」も同時開催。館内キオスクと並行して野外テラスでもステージがあり、食やアートのマルシェが50店舗以上が立ち並ぶ。中央では子どもたちが巨大ジャングルジムの組み立て体験ができるプログラムもある。
当日は無料のシャトルバスが市内を循環。市内各所の会場へのアクセスの良さも魅力となっている。
守山市民ホールの中谷仁志館長は「街全体でどこへ行っても音楽を楽しんでいただけるのがこのイベントの最大の魅力。クラシックと聞くと二の足を踏む方も多いかもしれないが、聴いてみると実は知っている曲だったりもすることも多いので気軽に足を運んでほしい。今年は市内の各公民館からも無料の循環バスが出るので、より便利になっている。バスを利用することで別の会場へもアクセスがしやすいのでぜひ利用を」と呼び掛ける。
開催時間は10時から。佐川美術館のみ入館料が必要。
同日夕方から、「ほたるパーク&ウォーク」も始まる。