放し飼いにしたカブトムシと触れ合える「かぶと虫の家」(大津市山中町)が7月22日、今年の営業を始める。
「かぶと虫の家」は、比叡山ドライブウェイの中腹にある自然体験ができる「夢見が丘」内にある施設。2000(平成12)年に規模を拡大し、450平方メートルの雑木林をネットで覆い、中に日本産のカブトムシ約200匹を放し飼いにしている。放し飼いにしているカブトムシは自由に触って観察できる。「森のなかまたち館」では、ヘラクレスオオカブトなどの世界のカブトムシやクワガタムシの生体と標本を展示。販売所では、カブトムシとクワガタムシや飼育用品を購入できる。
「かぶと虫の家」担当の木下俊和さんは「毎年、たくさんの家族に来ていただいている。最近は、カブトムシを取りに行く人も少なくなったので、子どもたちが図鑑でしか見たことがなかったカブトムシに初めて触れて喜んでいる姿を見掛ける」と話す。
新型コロナウイルス感染予防のため、入場人数を1回40人に制限し、利用時間を40分としている。
17日・18日にプレオープンし、22日からは毎日営業する。入園料は3歳以上=600円。別途、有料道路料金が必要。8月15日まで。