イノシシの肉を使った「ししバーガー」-草津のレストランで人気に

写真=「ししバーガー」の生みの親で「季ごころ」店長の瀬川さん。

写真=「ししバーガー」の生みの親で「季ごころ」店長の瀬川さん。

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 草津の欧風レストラン「季ごころ」(草津市草津2)が提供する、佐賀県武雄市産イノシシの肉を使ったハンバーガー「ししバーガー」が話題を呼んでいる。

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 同店はホテルのイタリアン料理長だった瀬川さんを店長に、昨年4月にオープン。有機無農薬野菜などを使用し、「地域の食材にこだわった」(瀬川さん)料理を提供している。

 今年2月から、イノシシの肉を使ったハンバーガー「ししバーガー」の提供を始めたところ話題を集め、「年配の方から子どもまで客層が広がった。多い日は1日に50個以上出るときも」と瀬川さん。価格は600円。

 イノシシ肉は有害鳥獣として駆除したイノシシを食資源として有効活用し、特産品にしようとする取り組みを行っている佐賀県武雄市産のもので、一番臭みのない30キログラム前後の肉を使用。具材はほかに、直径15センチのライ麦のパンにトマト、レタス、ピクルスを使い、特製のバーベキューソースで味付けをする。

 瀬川さんは「食べた人はイノシシの肉だと気付かないことが多い。全く臭みがなく、濃厚な味わいに加えて、高たんぱくで低脂肪、アミノ酸、タウリンを含んでいたりと、さまざまな効能がある」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時30分、15時~17時、17時30分~21時30分。月曜定休。

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