
Bリーグ1部の滋賀レイクスが3月7日、下部組織のU18に所属する高校2年の梶原悠真選手をユース育成特別枠で選手登録したと発表した。
滋賀レイクスU18所属で、ユース育成特別枠でトップチームに選手登録された梶原悠真選手(写真提供=滋賀レイクス)
梶原選手は2007(平成19)年7月23日大津市生まれの17歳。中学生の時から滋賀レイクスU15に所属している。2024年には主力として「BリーグU18チャンピオンシップ」に出場しベスト8進出に貢献。1月に開催されたBリーグオールスターのU18選抜にも選ばれ、先発出場した。
ユース育成特別枠はBユースの価値向上と育成強化の促進を目的に設けられた選手登録枠。自クラブのユース(U15・U18)選手が対象で、上限2人まで選手登録が可能。試合へのエントリーは、12人の登録上限とは別に2人まで登録することができる。滋賀がユース育成特別枠で選手を登録するのは初めて。
眞庭城聖ゼネラルマネジャーは「梶原選手はシュート力が高く、サン・クロレラカップではインターハイ王者の東山高校を相手に9本の3ポイントシュートを決めている。この試合を会場で目の当たりにし、その爆発力とインパクトを肌で感じた。今回のトップチームでの経験が、彼の将来のキャリアと成長につながることとトップチームのメンバーに刺激を与えてくれることを期待している」と話す。
滋賀レイクス育成ダイレクターの根間洋一さんは「U15からレイクス一本の選手で、小学6年生のトライアウトからプロ選手になることとレイクスのユニホームを着ることを目標に頑張っているのを見てきた。彼がトップチームのユニホームに袖を通す日が待ちきれない」と喜ぶ。
梶原選手は「皆さんの前で得意の3ポイントシュートを決められるように頑張りたい」と意気込む。
登録期間は5月4日の今シーズン最終戦まで。主に学校が春休みの期間に集中的にチーム活動へ参加し、公式戦出場を目指す。