「滋賀から元気を届けます」を合言葉に滋賀発ダンス&ボーカルユニット「フリルフルール(愛称フリフル)」が10月28日、アクア21(JR近江八幡駅前)センターコートでライブデビューする。
デビューライブのポスターと「フリフル」7人のメンバー。夢は全国区
県内在住の小学6年生から高校1年生までの平均年齢13.1歳の7人で成る同ユニット。昨年秋の結成後、デビューに向けて歌とダンスのレッスンを続けてきた。指導、プロデュースには元RSPのERI(板谷映里)さんを迎え、夏休みにはほぼ毎日6時間のレッスンを重ね、現在も週2回厳しいレッスンを続ける。
メンバーをサポートするフリルフルール事務局(草津市)の石澤正義さんは「子どもたちの元気を応援するため2009年から4年間開催してきたキッズダンスフェスティバル(「NPO法人キッズダンスフェスティバル」主催)は参加資格が小学6年生まで。その後の夢を応援するためにアイドルの育成に取り組もうと決意した。AKB48の登場でアイドルが身近になり、現在では多くのご当地アイドルも誕生している。中には、まちおこしや行政主導のものも多いが、フリフルの目標は滋賀発全国区。本気で夢に向けて頑張る子どもたちを応援したい」と思いを語る。
メンバーは昨年実施した2回のオーディションを経て選ばれた。指導するスタッフも真剣だ。レッスンでは厳しい指導に思わず涙する場面も多くあったという。
ERIさんは「ダンス、歌は良い感じに仕上がってきている。2曲のデビュー曲とオープニングダンスに期待してほしい」と抱負を語る一方、「もっともっと表現力を身につけてほしい。ライブに向けて客席と一体になり楽しんでいただけるステージをどう作れるかが課題」と全国を目指すメンバーに厳しく注文をつける。
デビューライブは14時~14時30分、17時~17時30分の2回を予定。入場無料。オープニングダンスとオリジナル曲2曲を披露し、握手会、デビューCDの販売も行う。CDは同日アマゾン、公式サイトでも販売を開始。前日20時~21時には公開リハーサルも行う。詳しくはホームページで確認できる。