夏のびわ湖で水に親しめるイベント「びわ湖水上フェスティバル」が8月3日、なぎさ公園おまつり広場沖で開催される。
同イベントは、「水の上の運動会」として気軽にびわ湖と触れ合う機会を提供するほか、水上と陸上の交通アクセスの整備された「結の湖都 大津」のイメージを向上させることを目的に、びわ湖の玄関口である大津湖岸なぎさ公園で実施される。運動会には水上競技4種目に子どもから中高年までの幅広い世代が参加する。
種目は、1人乗りのカヌーで200メートルのタイムを競う「カヌー」、1人乗りのたらいに乗り、漕ぎ、50メートルのタイムを競う「たらい」、人の入れるビニール製の透明ボールに1人が入り、水上を歩き50メートルのタイムを競う「ウオーターボール」、20人漕ぎのドラゴンボートで、200メートルのタイムを競う「ドラゴンボート」の4種目。同運営委員会山脇さんは「将来的には『水の上の運動会』として規模の大きいものにしていきたい」と意気込む。
当日参加可能のカヌー、たらい、ドラゴンボートの体験会も開かれ、「親子で気軽に参加してほしい」(同)とも。参加者は一般から募集し、「まだ若干の応募が可能」(同)。ドラゴンボート、カヌー、ウオーターボールについては事前に練習日がある。
山脇さんは「このイベントへの参加から『びわ湖』と触れ合う機会を通じて『水環境保全』の重要性を感じてほしい。いつもは見ているだけのびわ湖と『結ばれる機会』にしていきたい」と話す。