滋賀発アイドル「フリルフルール(愛称「フリフル」)が10月28日、デビュー1周年を迎える。記念イベント「プレミアムフレンドリーライブパーティー」が26日、旧大津公会堂ホールで開催されファンら約100人が集まった。
フリフルは、龍美来さん、藤原梨花さん、山田瑞貴さん、吉本渚紗さん、山口絢音さん、高井結生さんの6人グループ。デビュー以来、県内のショッピングセンターなどでの定例ライブのほか、さまざまなイベントにも出演。1年間のライブステージは約60回に上る。昨年8月5日にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」マップキャンペーン地元サポーター(リアルGMT)の滋賀県代表に決定、同8月9日には草津出身やゆかりのある著名人による草津市PRチーム「KUSATSU BOOSTERS(くさつブースターズ)」に任命されるなど活動範囲を広げている。すでに4曲のオリジナル楽曲をリリース、12月20日には関西テレビ放送より「FrilL FleuR On The Run KTVアイドル Special」DVDがリリースされる。
この日のイベントではオリジナル楽曲のほか得意のダンスなどが披露されたほか妹分のアイドルユニット「フリフルシスターズ」も歌で祝福した。メンバーのサイン入りグッズやDVDが当たる抽選会や質問コーナーなどの企画も織り交ぜ、来場者は約2時間のイベントを楽しんだ。
大阪から来たヤマケンさんは「地元でのフリフルを見たくて初めて滋賀でのライブに来た。ローカルアイドルが好きで多く見てきたがフリフルはダンスが素晴らしい。メンバーもかわいく楽曲のレベルも高い」と評価する。妹と栗東から来たというTELさんは「デビューからライブに通っている。一生懸命さに心打たれる。彼女たちの笑顔で兄弟そろって元気をもらっている」と話す。
ファンの一人としてイベントの企画にも関わった名古屋在住の双竜さんもフリフルのダンスを絶賛する。「フリフルのダンスは見るものを魅了する力がある。名古屋、大阪、兵庫など県外にも活動の場が広がってきたが、アイドルファンのみならず地元の普通の人々や滋賀県外の人々にも深く愛されるアイドルを目指してほしい」とエールを送る。
総合プロデューサーの石澤正義さんは「厳しい練習にも必死に食らいつき1年で随分成長した。最近は彼女たちの真剣さにスタッフを含め逆に教えられることも多い。1月~3月は学業もあり抑え気味になるが来春からはさらにパワーアップして多くの人に愛されるグループ目指して頑張りたい」と抱負を語る。
メンバーの藤原さんは「あっという間の1年。この1年いろいろな経験をさせていただいた。1周年を迎えられたことを皆さんに感謝したい。これからも見ていただく人に笑顔と希望と幸せをお届けできるように頑張ります」と意気込む。
CDやDVDは全国のタワーレコードでも取り扱う。11月の週末は全てライブスケジュールが入る人気ぶり。全国区での活躍目指して2年目の活動に入る。