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「草津宿場まつり」今年は姫11人 総勢120人が華やかに時代行列

橋川渉草津市長の質問に答える「篤姫」役の木村奈央さん

橋川渉草津市長の質問に答える「篤姫」役の木村奈央さん

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 48回目となる「草津宿場まつり」が4月24日、草津宿本陣(草津市草津1)、草津市役所、JR草津駅東口デッキなどを中心に開催される。まつりに先立ち、15日、まつり当日をイメージした衣装を身につけた「時代行列」主要役柄5人が橋川渉草津市長を表敬訪問、意気込みを語った。

橋川渉草津市長を表敬訪問した主要キャストと実行委員

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 昨年は8万人を動員した同イベント。今年も恒例の「時代行列」をはじめ、同市役所前メーンステージ、草津駅東口デッキの2つのステージでさまざまなパフォーマンスが披露されるほか、「グルメコーナー」や「ものづくり体験」「草津能の夕べ」「着物ショー」などが行われる。

 メーンイベント「時代行列」は12時ごろメーンステージでの口上披露の後、13時15分に立木神社前交差点をスタートし光明寺(14時15分頃到着予定)までの宿場街道筋を豪華な時代衣装をまとった120人が練り歩く。草津宿場まつりの特徴は全国でも数少ない「姫行列」。今年は50人を超える応募の中から選考された11人の姫が華やかな衣装で行列を盛り上げる。「天璋院篤姫」「皇女和宮」のほか、草津に縁のある「五十宮(いそのみや)」「楽宮(さざのみや)」「比宮(なみのみや)」などが初お目見え。雅楽を演奏しながら歩く雅楽隊や東口デッキでは殿、姫勢ぞろいのお披露目も行われる。

 「和宮」役を務める高校2年生の梁井玲奈さんは「将来は地元に貢献できるような女優になるのが夢。和宮役に選んでいただきうれしい。早くまつりにならないかなと毎日カレンダーを眺めている」と喜びを語る。「篤姫」役の木村奈央さんは「生まれてからずっと草津に住んでおり、毎年草津宿場まつりを楽しみにしている。憧れていた篤姫役に選ばれとても光栄。笑顔いっぱいで、かつ奥ゆかしい篤姫を演じたい」と抱負を語る。ただ一人「殿」役で登場することとなった「徳川家茂」役の大道洋一さんは「生まれる前からある伝統あるまつりで殿様役に選んでいただき光栄。家茂は13歳で将軍になり20歳で亡くなった若い将軍。若さとバイタリティーには自信があるので姫行列の中、男性としてまつりを盛り上げたい」と力強く笑顔を見せる。

 草津宿場まつり実行委員会副会長の小宮山基勝さんは「数年前から姫を中心とした行列を行ってきたが、今年はさらにお姫様役を7人増やし主要役柄の姫が11人となった。女性の活躍が広く社会でも求められている中、例年以上に女性が参加しやすいものにしようと企画した。衣装の質も高め、より豪華絢爛(けんらん)な行列になる。ぜひ見ていただきたい」と来場を呼び掛ける。

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