栗東の食品工房「おうみプリン」販売へ 地元素材を使う

プレーンとプレミアムの2種類をラインアップする「おうみプリン」

プレーンとプレミアムの2種類をラインアップする「おうみプリン」

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 食品の加工・製造販売を行う「GoccisoSama(ごちそうさま)」(栗東市手原)が6月27日、滋賀県産素材を使った新商品「おうみプリン」の販売を始める。

おうみプリンの開発に携わった企画者と生産者。左から藤井壮太郎さん、坂下道良さん、浜口竜平さん、山田保高さん、藤井陽子さん

 養鶏場「楽農舎」(高島市安曇川町)の平飼い卵」と、「山田牧場」(甲賀市信楽町)の低温殺菌ノンホモ牛乳を使った同商品。

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 販売を手掛ける「GoccisoSama」社長の藤井陽子さんは「命そのものである卵と、命を育てる牛乳を使って作ったプリンは、『命のお菓子』」と話す。

 「旬の食材を旬のタイミングで届けたい」との思いから、にんじんドレッシングなどの製造を手掛ける。国際プリン協会会長の浜口竜平さんとの出会いをきっかけに、「命の恵みの菓子」いうプリンの魅力に惹かれたという。

 藤井さんは「商品を作るに当たって、本物の素材とは何かという追及が始まった」と振り返る。滋賀県内の色々な生産者に会いに行き食材を探す中で、楽農舎と山田牧場に出会い、どちらも動物の命を大切にする育て方をしていることに感銘を受け、「ぜひこの卵と牛乳を使いたいと思った」という。

 浜口さんの協力も得て、二つの素材の良さを生かすために糖分はてんさい糖と和三盆をメインに自社オリジナルの配合を行うなど試行錯誤したという。

 5月14日は栗東ウィングプラザで、「おうみぷりん」の発表・試食会を行い、作り手の思いや生産者との出会いなども紹介した。参加者たちは、プリン2種類の試食のほか、牛乳や砂糖など素材の食べ比べも行い、「味が違う」「匂いが違う」などと話していた。

 藤井さんは「多くの方に食べていただけてうれしい。何より食べていただいたことで参加者から『命の恵みのお菓子だからこそ、母親に送りたい』などのうれしい言葉もいただけた。今後は滋賀の野菜や果実を使ったソースなども作りたい」と意欲を見せる。

 価格は、おうみプリン プレーン=380円、おうみプリン プレミアム=540円。「GoccisoSama」ホームページと、イタリアン「バール・ラディカ」(栗東市野尻)、イベント「結び縁日」などで販売する。