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西武大津店で岩合光昭さん写真展「ねこ」 47都道府県制覇、トーク&サイン会も

街角にいる猫の自然な表情を撮り続けて40年。岩合光昭写真展は31日まで開催

街角にいる猫の自然な表情を撮り続けて40年。岩合光昭写真展は31日まで開催

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 西武大津店(大津市におの浜)で8月17日、岩合光昭写真展「ねこ」が始まった。

期間限定の「にゃんパフェ」イチゴシャーベットとフルーツで猫をイメージ

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 世界中で活躍する動物写真家の岩合さんは、猫の撮影をライフワークとして40年以上続けている。2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を担当。気に入った猫の写真を撮るために何年も同じ町に通うなど、猫に寄り添い、自然な表情を引き出した写真が人気で猫の写真集も多数出版している。

 2010年から全国各地で開催中の岩合さんの写真展は、滋賀県での開催で47都道府県制覇となる。岩合さんは「街で出会う普通の猫の写真を撮り始めた頃は、出版社から、もっときれいな猫の写真を撮るように言われた。今、少しずつ長年の努力が報われてきたように感じる。全国47都道府県すべてで写真展を開催することができ、皆さんに感謝している」と話す。

開催初日はオープンから多くの人が詰め掛け、写真に見入っていた。大津市から来た女性は「猫を飼っているが、こんなにいい写真を撮らせてもらえない。岩合さんは猫と仲良くなって、近づいて猫の表情をうまく撮っている。見ているだけで和む」と話す。草津市の女性は「猫が生き生きしている。一緒に写っている世界各国の風景を見るのも楽しい。猫を見つめる人が優しい顔をしていて、ほのぼのとした気分になる」と話していた。

同店販売促進担当の今井寛章さんは「年齢を問わずに楽しめる写真展となっている。これをきっかけに動物との接し方などを感じ取ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。

19日には岩合さんが来場し、「トーク&サイン会」を開く。企画制作を担当するクレヴィスの西川太樹さんは「写真はもちろん、岩合さん自身もとても魅力的な人。ぜひ会いに来てほしい」と話す。

 写真展に合わせて、同店のレストランでは、「にゃんパフェ」や「ニャーメン」「ニャポリタン」「ネコの肉球クリームパン」などの猫メニューを販売。粘土で猫を作る「ねここね教室」なども開く。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=500円、高校生以下無料。今月31日まで。

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