滋賀県少年少女けん玉道選手権大会が2月18日、志津小学校(草津市青地町)で開催された。
滋賀県の少年少女の健全な育成と、けん玉を通して友好を深めることを目的に日本けん玉協会滋賀支部が4年前より実施している。県内の56人の小学生が参加し、玉を持ってけん先を玉の穴に入れる技「飛行機」や小皿、大皿、中皿、けん先の順に玉を載せる「世界一周」などの技を競い合った。
予選上位8人による決勝トーナメントでは、6種類の技のうち3本先取した者が勝ちとなる。男子の部は近江八幡市の小学6年生、桐原昊士さんが優勝。女子の部は草津市の小学4年生加藤未羽さんが優勝した。
同支部長の福井光代さんは「今回で4回目となるが、毎回、参加者のレベルが上がってきている。けん玉は好きになるほどうまくなる。うまくなるほど人にも優しくなれる。子どもたちには、自分に厳しく、人に優しい子に育ってほしい」と期待を込める。
同支部主催のけん玉教室は毎月第4日曜日に、野路町新宮会館(草津市野路)で開いている。