3月21日公開の映画「曇天に笑う」の衣装などを展示する「曇天に笑う大津展」が3月17日、旧竹林院資料館(大津市坂本5)で始まった。
明治期の大津が舞台で、日吉大社や琵琶湖岸で撮影された同作品。同展では、映画で使われた出演俳優の衣装や小道具を展示するほか、原作イラストが描かれた特大びょうぶなどを展示する。
3月17日~4月13日は「犲(やまいぬ)展」としてオロチ討伐部隊の犲の衣装を展示し、4月14日~5月6日は「曇天三兄弟展」として福士蒼汰さん演じる曇天火、中山優馬さん演じる曇空丸、若山耀人さん演じる曇宙太郎の衣装を展示する。
びわ湖大津観光協会の坪田朋也さんは「大津が舞台で、映画には『大津』や『浜大津』というせりふも出てくる。映画を見た人が大津に来た時に世界観を感じられるような場所を作りたいと思い企画した」と話し、「会場はロケ地の日吉大社の隣なので、ロケ地と展覧会を見て、映画の世界に思いをはせてほしい」と呼び掛ける。
開催時間は9時~16時30分、月曜休館。