映画「曇天に笑う」の出演者の福士蒼汰さん、古川雄輝さん、桐山漣さんが2月28日、延暦寺学園比叡山高校でサプライズイベントを行った。
日吉大社でヒット祈願をする福士さん、古川さん、桐山さん(関連画像)
同作は滋賀県出身の唐々煙(からからけむり)さんの漫画が原作で、日吉大社(大津市坂本)などで撮影が行われた。日吉大社で映画のヒット祈願をした福士さんらはその後、卒業式の予行練習をしている比叡山高校の体育館ステージに登場した。
突然目の前に現れた3人に、知らされていなかった3年生約400人は大歓声を上げた。翌日に卒業を控えた3年生に、福士さんは「生きていくうえで大事だと思うのは『気付き』。アンテナを張って、いろいろな情報をキャッチすることができると、いい人生になっていくと思う」とはなむけの言葉を送った。
古川さんは「僕は自分からアクションを起こすことで役者の道に進むことになった。自分から積極的に行動して、目標に向かってがんばってほしい」とエールを送った。桐山さんは「学生時代の友達はいくつになっても友達。卒業後はそれぞれの道に進んでも、ここで出会った友達を大切にしてほしい」と話した。
福士さんの提案でじゃんけん大会が行われ、勝ち抜いた男子生徒と記念撮影する場面も。福士さんが「夢に向かってこれからも頑張って」と声を掛け、男子生徒と握手を交わした。
3年生全員と一緒に写真撮影した後、福士さんは「映画『曇天に笑う』は滋賀県が舞台の映画。皆さんもなじみのある景色や場所が写っているので、劇場で見てほしい」と呼び掛けた。
映画の公開は3月21日。