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「びわ湖フローティングスクール」出航式 新船「うみのこ」に大津の小学5年生乗船

児童が乗船する「うみのこ」を見送る保護者

児童が乗船する「うみのこ」を見送る保護者

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 「びわ湖フローティングスクール」の出航式が6月4日、大津港で開催された。

児童代表で発表した遠藤祐陽君(関連画像)

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 1983(昭和58)年から滋賀県が行っている「びわ湖フローティングスクール」は、県内の小学5年生が学習船「うみのこ」の船内で1泊し、湖上宿泊体験学習をする教育活動で、昨年までに53万9878人の児童が乗船した。

 本年度より新船となり、乗船する膳所小学校5年生73人と瀬田南小学校60人の児童と、三日月大造滋賀県知事、川島隆二滋賀県議長などが出席し、出航式が行われた。

 児童代表の膳所小学校、遠藤祐陽君は「この日が来るのを心待ちにしていた。瀬田南小の子と仲良くなって、琵琶湖の生物や植物について学んで、2日間で成長して帰って来られるように頑張りたい」と話した。

 児童から知事や船長へ花束贈呈が行われ、テープカットの後、児童が乗船。「うみのこ」に乗船した児童は甲板に立ち、港で見送る三日月知事や保護者に手を振った。「忘れないでね」と叫ぶ子どもに、笑いが起こる場面も。

 見送った瀬田南小学校の保護者の伊東智子さんは「前から楽しみにしていたので、2日間楽しんでほしい。送り出して、少し寂しい気持ちもある」と話した。

 児童は船内で宿泊し、各校の学校紹介や綱引きで交流を深め、水中カメラやデジタル顕微鏡、学習用タブレットを使って琵琶湖の生物や水質などを学ぶ。

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