卵・乳製品・白砂糖・小麦を使わないグルテンフリー・ビーガンスイーツのアフタヌーンティーイベントが1月26日、パティスリー ユーピ・ユーピ(大津市萱野浦)で開催される。
ローグラサージュ・ショコラ、カシスとブルーベリーのローモンブランなどの「ロースイーツ」
2007年にオープンした同店は、一般的なケーキのほかに卵・乳製品不使用のビーガンスイーツの販売にも力を入れている。同店の製菓衛生師、小久保有美さんは「私と子どもがアトピーで、昔から食について考えていた。お菓子教室をしているとき、アレルギーのお子さんにケーキを食べさせたいというお母さんに出会い、卵と牛乳を使わないケーキのレシピを考え始めた。これしか食べられないから仕方なく食べるというのではなく、おいしいと思って食べてもらいたい」と話す。
その後、加熱しない「ローフード」に出合い、小麦はもちろん、米粉も使わないケーキも提供するようになった。小久保さんは「非加熱なので栄養素も酵素も壊れず、体に取り込むことができる。卵を使わないと重い食感になってしまうので、どうすれば軽く、なめらかになって、見た目もおいしそうになるか、日々研究している」と話す。
26日はキッシュ、生ケーキ、アイスクリームなどのビーガンスイーツ10種類と紅茶、ハーブティーを味わえるアフタヌーンティーイベントを開催する。小久保さんは「おいしくて安心安全なケーキを食べて、のんびりとした一時を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
営業は金曜・土曜・日曜のみ。営業時間は11時~16時30分。26日のアフタヌーンティーイベントの開催時間は13時~15時。参加費3,000円。