Bリーグ滋賀レイクスターズは、ヘンリー・ウォーカー選手との選手契約とマーカス・ブレイクリー選手の契約解除を発表した。
現在、8勝32敗で18チーム中最下位の滋賀は、12月14日にブレイクリー選手と契約し、2月1日にディオール・フィッシャー選手との契約を解除。同ブレイクリー選手は在籍2カ月目となる同14日に契約を解除され、11日にはウォーカー選手と契約した。
ブレイクリー選手は12月29日の大阪エヴェッサ戦に初出場し、13試合で212得点。201センチの長身を生かして1試合平均8.45リバウンド。攻撃の起点となるプレーも得意なオールラウンドプレーヤーで、ショーン・デニスヘッドコーチも「ブレイクリー選手の加入で目指しているバスケに近くなった」と評価していたが、突然の契約解除の発表となった。
ウォーカー選手はNBAのボストンセルティックスやニューヨークニックスで活躍し、その後、フィリピンやウルグアイでプレーした。NBAでの通算成績は181試合出場、平均6.0得点、2.2リバウンド。「日本のバスケットカルチャーを経験できることが楽しみ。苦しい状況にあるチームを助ける機会をいただいたことに感謝している」とコメントする。
滋賀の社長兼GMの西村大介さんは「ウォーカー選手は横幅のあるパワフルな体格ながら、確率の高い3ポイントシュートや鋭いドライブを得意としている得点力のあるオールラウンダー。経験をチームに還元し、この状況を打開してくれる起爆剤となってくれることを期待している」とコメントした。
ウォーカー選手はBリーグへの選手登録が完了次第、公式戦への出場が可能となる。