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栗東に野菜と近江牛のイタリア料理店 ワインと共に楽しんで

熟成近江牛のステーキ(100グラム2,300円~)

熟成近江牛のステーキ(100グラム2,300円~)

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 地場野菜と近江牛イタリア料理店「Orpo(オルポ)」(栗東市下鈎)がオープンして2カ月を迎える。オープン日は12月7日。

ディナーコースの前菜盛り合わせ(1,400円) 愛荘町で採れた野菜のサラダ、ミラノカブのピクルス、日野町のイノシシのパテ、ニンジンのラペなど

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 店名は野菜畑、菜園を意味するイタリア語の「オルト」とフランス語の「ポタジェ」を掛け合わせた。滋賀県内の農家から仕入れた野菜とつるし熟成の近江牛を使い、サラダやスープ、パスタなどを提供する。店主の高橋雄一さんは「出張料理人としてイベント出店などをしていたが、この場所にあったイタリア料理店が閉店すると聞き、引き継ぐことを決めた。滋賀県のおいしい食材を余すところなく使って体が喜ぶような料理を提供したい」と話す。

 愛知郡愛荘町や草津市、栗東市などの農家から仕入れたオクサリス(カタバミ)やミラノカブ、ベニクルリ大根などの珍しい野菜を使った料理が特徴。高橋さんは「スーパーでは出回らない野菜も、いろいろな調理方法で、素材を生かした料理に仕上げる。お客さんの反応を直接見ることができない農家に『おいしいと喜んでもらえた』とお客さんの声を届けるようにしている。新しいことに取り組んでいる若手の農家と情報交換をしながら、野菜のおいしさを届けていきたい」と話す。

 ランチは「季節野菜のトマトソース」(1,000円)や「近江牛のボロネーゼ」(1,400円)などパスタを提供。ディナーは熟成近江牛のステーキを中心としたコースなどを取りそろえる。

 「熟成近江牛は余分な水分が抜けてうま味が凝縮している。ワインと共に楽しんでほしい。野菜とワインを気軽に楽しめる店にしたい」と話す。

 2月29日~3月2日は「Orpo春の肉祭り」を実施。近江牛のほか、仔羊(こひつじ)やウサギを春のメニューにして特別価格で提供する。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、カフェ=14時~16時、ディナー=18時~21時30分。

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