エイスクエア(草津市西渋川1)で6月1日、「アンブレラ・パティオ」が始まった。
ポルトガルの夏のイベント「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」にヒントを得て、2018(平成30)年に同施設が始めた企画。施設内のSARA東館と南館の間の中庭を230本の色とりどりの傘で飾り付けた。2019年からライトアップを始め、今年は傘の下からライトを当て、建物の壁に傘の色が映るようにした。傘のサイズを大きくし、本数も増やしたことで、空一面を傘が埋め尽くす光景を見ることができるようになった。
新型コロナウイルスの影響で4月18日から5月19日まで休館していたが、20日に営業を再開。広報担当の前田梨佐子さんは「毎年楽しみにしてくださっているお客さんも多く、問い合わせの電話もあった。イベントを全て中止している中、アンブレラ・パティオなら、外で通りすがりにでも楽しんでもらえる。実施できてよかった」と話す。
「今年は傘の色を斜めにそろえた。昼と夜で雰囲気も変わるので、写真を撮ってインスタグラムにアップしたり、傘の下でくつろいだりして楽しんでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は9時~22時。7月上旬まで。