Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは、6月9日、晴山(はれやま)ケビン選手(千葉ジェッツ)の期限付き(レンタル)移籍と、頓宮(とんぐう)裕人選手(島根スサノオマジック)との新規契約締結を発表した。
滋賀レイクスターズ新加入の頓宮裕人選手は滋賀県出身(写真提供:Bリーグ)
晴山選手は1993(平成5)年1月14日岩手県生まれの27歳。身長191センチ、体重93キロ。ポジションはスモールフォワード。16歳以下、18歳以下、24歳以下の日本代表に選出されており、2019年に3人制バスケットボールの日本代表候補にも選ばれている。川崎ブレイブサンダース、京都ハンナリーズを経て2019-20シーズンより千葉ジェッツに在籍。滋賀へは2021年6月までの期限付きでの移籍となる。
晴山選手は、昨シーズンのメンバーの中から7選手が移籍し、ファン(ブースター)の間で動揺が広がっていることに対して「ブースターの皆さんはかなりダメージを感じていると思います。ですが、安心してください。必ずチームの勝利に貢献して、去年の成績を上回ることができるように努力します」(原文ママ)とコメントした。
頓宮選手は1994(平成6)年1月19日滋賀県蒲生郡日野町生まれの26歳。身長198センチ、体重100キロのパワーフォワード、センター。18歳以下、24歳以下の日本代表に選出されている。2016(平成28)年12月に京都に入団。2019-20シーズンに島根に移籍した。
頓宮選手は「地元の滋賀でさらなる成長をし、バスケットボールで滋賀を盛り上げたい」と意気込みを見せる。
滋賀レイクスターズの西村大介社長は晴山選手について「高確率なアウトサイドシュートと献身的なディフェンス、高い身体能力を生かしたリバウンドやルーズボールが持ち味。攻守の両面においてチームの核となってくれることを期待する」とコメント。
頓宮選手については「恵まれた体格を生かして屈強な外国籍選手にも負けないフィジカルコンタクトとペイントエリア内での確実なシュートを武器とした選手。まだまだ若く、非常に高いポテンシャルを持っている。日野町出身ということで、滋賀県の子どもたちの目標となるような選手へと成長してほしい」と期待を寄せる。