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琵琶湖の学習船「うみのこ」で関西の親子体験航海 「身近な環境を大切に」

学習船「うみのこ」は2018年に新しくなった

学習船「うみのこ」は2018年に新しくなった

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 琵琶湖の学習船「うみのこ」親子体験航海が11月23日に開催される。主催は関西広域連合広域環境保全局。

「うみのこ」親子体験航海では琵琶湖の生物を調査する(過去開催時の様子)

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 滋賀県は1983(昭和58)年から学校教育の一環として県内全ての小学5年生を対象に「びわ湖フローティングスクール」を実施している。同連合では2016(平成28)年から関西の府県域を越えた住民間の交流を図り、環境保全に対する理解や意識の向上、身近な環境を大切に思う心を育むことを目的に親子体験航海を始めた。

 関西圏の親子が「うみのこ」に乗船し、琵琶湖を航海して、プランクトンや魚、水の透明度の調査などを行う。同連合の担当者は「昨年度の参加者からは『環境問題について学び、ごみ拾いなどの地域の活動に積極的に参加しようと思った』との声もあった。関西が持つ豊かな自然の一つである琵琶湖に触れていただいて、あらためて環境について考えてもらうことができれば」と話す。

 定員を120人から60人に減らし、換気や消毒、パーティションで区切るなどの新型コロナウイルス感染症対策を取って実施する。

 参加費は1人500円(昼食代)。開催時間は9時30分~15時10分。大津港(大津市浜大津)発着。対象は小学3年~5年の保護者1人、児童1人の親子で、募集人数は滋賀県内15組30人、京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県内15組30人。10月12日から「しがネット受付サービス」で申し込みを受け付ける。応募多数の場合は抽選。

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