ライブハウス「BARI-HARI」が運営するたい焼き店「ソコ★ソコ」(野洲市行畑)がオープンして2カ月がたった。
あんこ、カスタードのほか、ツナマヨなどの「おかず系」たい焼きも
甘く仕上げた生地の中にあんこ、カスタード、チョコレート、スイートポテト、宇治抹茶小豆(以上150円)が入ったたい焼きで、丸い形が特徴。券売機で「裏メニュー」のチケットを購入すると、ツナマヨ、卵、クリームシチュー、明太(めんたい)チーズ、ミート、カレー(以上200円)の「おかず系」のたい焼きを買うこともできる。
ライブハウスは新型コロナウイルスの影響で3月からライブを行うことができず、練習スタジオの利用者も減る中、テークアウト事業を始めることを決めた。7月に無観客配信ライブ、9月から観客を入れてのライブを再開したが、観客数を4分の1程度に制限している。
ライブハウスの駐車場に作った店舗はピンクと白で統一し、たい焼きの焼き型は丸いものを選んだ。店長のシュンさんは「女性も入りやすい雰囲気にしたかった。たい焼きの生地を甘くして、中身が無くてもおいしいたい焼きにした。以前からライブハウスの出演者や仕事の後に練習スタジオを利用するお客さんから、食べるものがあればいいのにという声があり、食事代わりになるおかず系のたい焼きも始めた」と話す。
「ライブハウスを始める前、本当は女性も入りやすい焼き鳥店をやろうと思っていた。父親の助言でライブハウスを始めたが、新型コロナの影響で休業になって、幅広い年代の人に受け入れてもらえるたい焼き店を始めることにした。いつもマニアックな世界にいるので、いろいろな人と交流ができてうれしい。昔に思った夢に少し近づけた」とも。
営業時間は15時~20時。