滋賀県出身のアーティストの西川貴教さんが11月9日、三日月大造滋賀県知事を表敬訪問し、「イナズマロックフェス2020」のチャリティーオークションの売り上げ173万1301円を寄付した。
西川貴教さん、三日月大造知事、「タボくん」、「キャッフィー」©イナズマロック フェス 2020 実行委員会
「イナズマロックフェス」は、西川さんが2009(平成21)年から烏丸半島芝生広場(草津市下物町)で開催している野外音楽フェスティバル。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、9月19日に滋賀県庁の知事室からオンライン配信をした。
琵琶湖の環境保全と地域振興を目的として、2013(平成25)年から出演者が出品するチャリティーオークションを開催し、落札金は全額滋賀県に寄付している。今年は西川さん、175R、NMB48、BREAKERZ、LUNA SEAなど27組のアーティストがオークションに出品した。2013年からの寄付総額は753万501円となった。
三日月知事は「イナズマロックフェスの開催や寄付だけでなく、琵琶湖の環境保全のための清掃活動への参加、地元事業へのご協力などに感謝している。『イナズマ良かった、楽しかった』だけでなく、未来につながるような活動やメッセージ発信していただいていることが、より皆さんの共感を生んでいるのだと思う」と感謝した。
西川さんは「今年のイナズマはオンライン開催だったが、ポジティブに捉えれば会場の収容人数を気にせず、世界中の方に滋賀県を知っていただく機会となった。その分、来年のイナズマロックフェスは滋賀県に来て、滋賀県の素晴らしさに触れていただけるように頑張っていきたい」と来年の開催に向けての意気込みを見せた。
イナズマロックフェス2021は2021年9月18日・19日に烏丸半島芝生広場で開催予定。