第76回国民体育大会冬季大会フィギュアスケート競技の少年男子が1月27日・28日、日本ガイシアリーナ アイスリンク(名古屋市南区)で開催され、滋賀県が初めて4位に入賞した。
少年男子総合3位に入賞した本田ルーカス剛史選手(写真提供:滋賀県)
新型コロナウイルスの影響を受け、無観客で行われた。滋賀県代表として少年男子の部に出場した綾羽高校(草津市西渋川)3年の本田ルーカス剛史選手がショートプログラム(SP)、フリー(FS)共に3位で個人総合3位入賞、滋賀短期大学付属高校(大津市朝日が丘)2年の小林隼選手がSP18位、FS15位で総合17位となり、都道府県別で昨年の5位より順位を1つ上げ、過去最高順位の4位に入賞した。
本田選手は11月の全日本ジュニア選手権大会で優勝し、1月の全日本高校スケート競技選手権(インターハイ)では3位の成績を残している。築山由美監督は「本田選手はジュニア大会、インターハイも出場し、上達している。体も締まってきて、ジャンプもうまくなってきた。来シーズンは4回転にチャレンジできると思う。小林選手は滑りもよくなってきた。2人でいい結果が残せてよかった」と話す。「本田選手が国体に少年男子で出場するのは今年が最後。今後は小林選手が引っ張っていってほしい」とも。