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滋賀レイクスターズ、ハミルトン選手が連日の大活躍も富山に連敗

20日43得点、9リバウンド、5アシスト、21日20得点、11リバウンド、10アシストのジョーダン・ハミルトン選手

20日43得点、9リバウンド、5アシスト、21日20得点、11リバウンド、10アシストのジョーダン・ハミルトン選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは3月20日・21日にウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催された2020-21シーズン第27節で富山グラウジーズに2連敗した。滋賀は16勝28敗で西地区6位。

21日、3ポイント4本を含む18得点の晴山ケビン選手

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 点の取り合いとなった20日は、ジョーダン・ハミルトン選手がチーム新記録の43得点と大活躍するも、95-97で惜敗。

 21日、滋賀はスタートから流れが良く、ハミルトン選手は20日の勢いそのままに調子良く得点を重ね、1クオーター(Q)開始5分で13得点。スターターの4人が次々に得点し、23-10とリードしていた。1Q残り3分45秒、富山の水戸健史選手に対してのバスケットカウントを取られ、このタイミングで選手交代。ここから1Q終わりまで滋賀はミスが続き、全く得点ができない時間帯が続く。2Qも滋賀の得点が入らず、1Qと合わせて9分43秒間も無得点。その間に25失点して、23-35と大きくリードされる。2Q残り6分15分、晴山ケビン選手が3ポイント(P)シュートを決めると、滋賀の得点が動き始める。

 晴山選手は「ベンチから見ていて、相手のゾーンディフェンスに対して滋賀のオフェンスが外でしかパスが回っていなかった。交代して入った瞬間に選手を集めて、1回インサイド、ハイポスト(ペイントエリアのフリースローライン近く)にボールを集めてから外にさばこうと声を掛けた。一度中に入れてから外へパスのほうがシューター陣は打ちやすい。それを伝えて、すぐにシュートが入ったので俺かっこいいなと思った」と振り返る。

 「そこからチームが勢いづいて、僕のシュートでチームが乗ってくれるので、シューターとして3点以上の価値があると思っている」とも。滋賀のシュートも入り始めるが、富山のジョシュア・スミス選手にゴール下で得点され、40-51で前半を折り返す。

 3Qは、20日のように滋賀が得点すれば富山も得点する、点の取り合いとなる。3Qは24-26と互角の戦いをするが、前半の点差が響き、64-77で最終クオーターへ。3Q終盤から4Q序盤はジョナサン・オクテウス選手が躍動。バスケットカウントをもらうプレーやブロックショット、外から打ったシュートが外れると自らリバウンドを取るなど活躍を見せる。試合時間残り2分21秒、野本大智選手が3Pを決めると80-87の7点差に。残り34.1秒、晴山選手が3Pシュートモーションでのファウルをもらう。2本決めて82-87の5点差に。ファウルゲームを選択し、3Pシュートを狙うも外れてしまい、82-90で試合終了。ハミルトン選手は20得点、11リバウンド、10アシストのトリプルダブル。ハミルトン選手が両日とも良いパフォーマンスを見せるも、2連敗となった。ホーム試合は9連敗。

 滋賀のショーン・デニスヘッドコーチは「いいスタートができたが、ハイポストエリアをうまく使えるようになるまで時間がかかった。できるようになって後半良い時間もあった。試合の中でどれだけ早くアジャストできるかが今後も課題」と振り返った。

 チームの現状については「最初の期待度よりいいプレーができている。パフォーマンスは本当に良くできているのでこのチームを誇りに思ってほしい。選手も、それぞれができることを最大限出しながらよく戦ってくれている。ホームで勝てないことはファンに申し訳ない気持ちでいっぱい。素晴らしい応援をしてくださっている皆さんの前でいいパフォーマンスをして勝つ試合を届けられていないので、ホームでしっかりと勝利を分かち合えるように、引き続きやっていく」と話した。

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