Bリーグのマスコットキャラクターの人気順位を決める「マスコットオブザイヤー2020-21」の投票が3月19日から始まった。滋賀レイクスターズの「マグニー」は昨年の16位からの躍進を狙う。
マグニーは2008年8月8日、びわ湖花火大会の開催中、花火とともに地上へ降り立ったビワコオオナマズ。誕生から長らくキャラクターが定まっていなかったが、2019年9月2日にツイッターのアカウントを作成。「マグ」しかつぶやけなかったマグニーは、徐々に言葉を覚えて「やんちゃだが困っている人をほっておけない男の子」に成長した。
マスコットオブザイヤー1年目の2019年は33体中31位と惨敗。2020年はツイッターなどでの地道な選挙活動が功を奏し、16位まで上昇した。試合会場では物販ブースや飲食ブースに立ち、しゃべらずジェスチャーで「かわいく押し売り」する。インターン生が企画したポップコーンの売れ行きが悪いときにマグニーがブースに立ち寄ると、すぐに売り切れたこともあった。
20日、21日の富山グラウジーズ戦では、会場内でSNS投票用にマグニーの写真を撮影するファンの姿も多く見られた。22日からは「おはようマグニー」として滋賀レイクスターズの公式ツイッターで毎朝マグニーの動画を配信している。広報の大宮健司さんは「今年は10位以内を目指す」と意気込みを見せる。
Bリーグ公式LINEで期間中1回、特設ウェブサイト、公式アプリ「B.スマコレ」で1日1回投票可能。ツイッター、インスタグラムで指定のハッシュタグを付けて投稿することでも投票となる。投票期間は今月28日まで。