緊急事態宣言が発令された地域にソーセージを追加して発送する焼き肉セット「緊急近江牛宣言」を5月14日、総合近江牛商社(栗東市綣)がオンラインショップで売り出した。
焼き肉店「近江牛焼肉ホルモンすだく」を運営する同社。2019(平成31)年1月、守山市に1号店を開き、現在は、県内8店・県外10店を運営している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことから、「自粛生活中に家で焼き肉を楽しんでもらいたい」と今回、近江牛カルビ、近江牛赤身ステーキ、近江牛霜降り、タン、牛ハラミ、鶏せせり、鶏もも、トントロを合計1キロのセットにした「緊急近江牛宣言」(1万円)の発売を決めた。
オーナーの西野立寛さんの発案で、緊急事態宣言が発令されている地域には牛タンソーセージを100本(1万4,000円相当)を、まん延防止等重点措置エリアには50本を、それぞれ上乗せして発送することも決めた。社長の為村匠さんは「店名の『すだく』は集まるという意味。お客さんとスタッフが集まるにぎやかな場所にしようと名付けたが、集まることができない今は、家族で小さな『すだく』を作って、焼き肉を楽しんでもらえれば。牛タンソーセージは冷凍でお届けする。100本をゆっくりと味わっていただきたい」と呼び掛ける。
販売期間は5月31日まで。緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の終了まで販売予定。