フリーペーパー「poplead」(ポップリード)編集部が10月31日、湖岸緑地津田江(草津市下寺町)の沖合で花火を打ち上げた。
「poplead」は2006(平成18)年に「滋賀の魅力を伝える提案型情報誌」として創刊。今年で15周年を迎えた。周年記念特別企画として、60社以上の協賛を得て、打ち上げ場所を知らせず、琵琶湖岸で約400発、10分間の花火大会を実施した。
「poolead」を運営するジーングロスの専務、和田昂樹さんは「2年連続びわ湖大花火大会が中止となり、花火を見ることができなかった子どもたちや地域の人に少しでも楽しい気持ちになってもらいたいと花火を打ち上げた。SNSでは『娘には大きな花火はとてもきれいだと伝えてきて、今日初めて見ることができた。娘もこれが花火かと驚き、私も感動した』というコメントがあり、子どもに初めて花火を見せることができてうれしかった」と話した。
当日の様子はユーチューブでライブ配信され、5000人以上が視聴した。和田さんは「たくさんの人の協力の下、準備を進めてきた。無事に花火が上がった時は感動した。これからも楽しいコンテンツを届けられる企業でいたい」と話す。