Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが11月26日、児童養護施設「守山学園」(守山市)にバスケットゴール1基を寄贈した。
マグニーのイラストが描かれた特別仕様のバスケットボールゴール
バックボードに滋賀レイクスターズのマスコットキャラクター「マグニー」のイラストが描かれた特別仕様の屋外用ゴールで、ミニバス用の260センチと一般公式の305センチに高さを調整できる。
草津市出身の森山修斗選手が守山学園を訪問して記念の盾を送り、子どもたちに「高校まで滋賀で過ごし、プロバスケ選手として戻ってきた。バスケゴールでバスケットの楽しみを知ってもらって、プロ選手を目指してもらいたい。バスケ選手に限らず、自分の夢を追い掛けてほしい」とメッセージを送った。
森山選手は子どもたちに「(イラストの)マグニーが持っているボールを狙って打つと入る」とアドバイスをした。子どもたちは森山選手のパスを受けてシュートを打ち、バスケットを楽しんだ。
子どもからの「どうしたらうまくなれるか」という質問には「自信を持つために練習が必要。練習して、本番で結果を出せるようにする」と答えた。「好きな色は何ですか」「好きな食べ物は何ですか」との質問には笑顔で答えた。
中学2年生の女子は「思っている以上に身長が大きくて驚いた。バスケが好きでいつも練習していたので、ゴールをもらってうれしい。森山選手のようにシュートが入るように練習したい。将来はバスケ選手になりたい」と話した。
森山選手は「地元の子どもたちに応援してもらえるのはうれしい。初めて触れ合う機会を持つことができた。シュートを決めてかっこいいと思ってもらうことや、泥くさいプレーをして頑張っていると感じてもらい、プレーを通して頑張っている姿を見せて、勇気や希望を与えたい」と話した。
滋賀レイクスターズはクラブ独自のSDGsプロジェクト「L-STARs COMMITMENT」として、琵琶湖岸の清掃活動や学校訪問などを実施している。取り組みの一環として、児童虐待防止啓発の「オレンジリボン」運動や県内の児童養護施設で暮らす子どものホームゲーム招待も実施する。