Bリーグ滋賀レイクスターズが12月15日、大東文化大学4年生の星野京介選手と特別指定選手契約を締結したと発表した。特別指定選手契約は満22歳以下の選手を対象とする契約。

大東文化大学バスケ部をけん引したキャプテンシーを評価された星野選手

　星野選手は1999（平成11）年6月1日生まれ。三重県出身。身長183センチ。ポジションはシューティングガード。中部大学第一高校でキャプテンを務め、ウインターカップベスト8に入り、U18日本代表候補にも選出された。大東文化大学3年の全日本大学バスケットボール選手権（インカレ）で3ポイント（P）王。4年生ではキャプテンとしてチームをけん引し、12月に行われたインカレ2回戦の東海大学戦では、3Pシュートを4本決め、終盤で同点に追いつくなど善戦した。

　星野選手は「プロのキャリアを滋賀で始められることをとても嬉（うれ）しく思います。チームに勢いをつけられるよう一生懸命頑張ります」（原文ママ）とコメントした。

　滋賀のルイス・ギルヘッドコーチは「星野選手は非常に優れたマインドセットとキャプテンシーを持っていて、高校大学と彼自身がチームを常に引っ張ってきた。星野選手のメンタリティは彼の成長、そしてレイクスの成長の支えになると思う。若いチームだからこそ、最初からメンタリティを遺憾なく発揮してほしい。またよいシューターであり、よいディフェンダーでもある。頭がよく、プルアップも打つことができ、私たちのビックアンドロールを主体にしたバスケットにもフィットすると思う」と期待を寄せる。

　星野選手はすでに練習に合流しており、選手登録完了後にベンチ入りが可能となる。