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レイクス・スポーツファンドが特別企画 支援者に返礼品「滋賀のスポーツ振興に」

支援を呼び掛ける滋賀レイクスターズ所属のカヌー競技新岡選手、ボート競技岡田選手

支援を呼び掛ける滋賀レイクスターズ所属のカヌー競技新岡選手、ボート競技岡田選手

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 滋賀県内のスポーツ振興を目的に、個人、団体のスポーツ活動に助成する基金「レイクス・スポーツファンド」が、アスリートサポート特別企画を実施している。

宇田選手のサイン入りTシャツなど返礼品を用意した

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 現在Bリーグ1部に所属する滋賀レイクスターズは、2008(平成20)年の設立当時から総合型クラブを目指し、2012(平成24)年に公益財団法人滋賀レイクスターズを設立。法人・個人からの寄付とスポーツ情報誌「レイクスマガジン」の広告売り上げ、陸上・ロウイングなどのスクールの売り上げから、陸上競技やボート競技などの所属選手の支援、東京パラリンピックトライアスロン銀メダリストの宇田秀生選手や東京五輪ライフル射撃出場の中口遥選手、フィギュアスケートの本田ルーカス剛史選手などのサポートアスリートの支援、陸上競技、クロスカントリー、ゴールボールなどの県内の大会の支援を行っている。

 1月31日までの期間限定で、「レイクス・スポーツファンド」の支援者全員に返礼品としてアスリートからのメッセージ付き動画を送付し、抽選で宇田選手のサイン入りTシャツや、中口選手のサイン入りサンバイザーなどのグッズとアスリートのサイン入りポストカードを進呈する企画を実施している。

 自身も所属選手としてロンドン五輪陸上競技・棒高跳びに出場し、引退後は理事として公益財団法人滋賀レイクスターズの運営に携わる我孫子智美さんは「新型コロナの影響もあり、支援者とアスリートの接点がなくなり、少しでも感謝の気持ちを届けたいと所属アスリートたちと一緒に企画を考えた。アスリートとサポーターをつなぐきっかけになれば」と話す。

 我孫子さんは「レイクス・スポーツファンドにサポートしてもらって、活動資金の補助だけでなく、自分を知ってもらえる機会をもらえた。陸上競技の枠を超えて応援してもらって、応援してくれる方を身近に感じて頑張ろうと思えた。長く競技を続けられた要因の一つだった」と振り返る。

 滋賀レイクスターズ所属選手でカヌースプリントの新岡浩陽選手は、選手活動をしながら今回の企画の運営も行っている。新岡選手は「日本代表として活動してきたが、レイクス・スポーツファンドがなければ、大学卒業時に引退をしていた可能性もあった。マイナー競技はアピールする機会も少ないが、レイクス・スポーツファンドは地域密着でメジャー、マイナーに関係なく選手をサポートしている。ファンドが少しでもアスリートやチーム、大会主催者の支えになればうれしい」と話す。

 所属選手で陸上競技・走り高跳びの瀬古優斗選手は「皆さんの応援のおかげで、自分の可能性を信じて競技に取り組めている。自分だけでなく、ほかの滋賀にゆかりがあるアスリートを応援して、一緒に滋賀を盛り上げていきたい」と支援を呼び掛ける。

 寄付は公益財団法人滋賀レイクスターズのホームページで受け付ける。

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