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滋賀レイクスターズ、秋田ノーザンハピネッツに連敗 「40分やり切る集中力を」

キーファー・ラベナ選手

キーファー・ラベナ選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは1月2日・3日、ウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催された2021-22シーズン第15節で秋田ノーザンハピネッツに連敗した。

フリースローでホーム初得点を決めたトビンマーカス海舟選手

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 2日はショーン・オマラ選手の得点などで序盤に8-0とリードするも、秋田に追い付かれ、3クオーター(Q)で突き放され、77-94で敗戦した。

 3日は1Qから秋田の強いディフェンスに苦しみ、ターンオーバーから速攻を許すなど開始5分で7-20と大きくリードされる。滋賀は攻めてもシュートを決め切れず、前半で29点と得点が伸びない。前半は秋田のシュート確率も低く、29-39で折り返す。

 後半になると秋田の3ポイント(P)シュートが入り始め、41-64と23点のリードを許し、最終Qへ。12月29日の広島ドラゴンフライズ戦で捻挫をしていた柏倉哲平選手の出場時間が5分32秒に限られたことから、キーファー・ラベナ選手の負担が増え、ファウルが重なり、試合時間残り4分40秒でラベナ選手がファウルアウト。残り3分17秒には林翔太郎選手もファウルアウトとなり、さらに残り1分10秒、ホーム初出場となったトビンマーカス海舟選手のフリースロー中にルイス・ギルヘッドコーチ(HC)に2度目のテクニカルファウルが宣告され、ルイスHCも退場した。試合は67-92で滋賀が敗戦した。

 保田尭之アシスタントコーチは「秋田と戦うということは、フィジカル的な準備や集中力での準備など、一つでも、一人でも、集中力を欠いたりコンタクトをおろそかにしたりすると、得点されてしまうということ。昨日もうまく競い合えている時間帯も多かったが、数分数秒の中で連続したミスからの点差が自分たちの首を絞めていた」と振り返った。

 滋賀の目指すバスケについて「秋田とスタイルは似ている。秋田の方がディフェンス面の細かい部分についてよく詰められている。手の挙げ方、スペースの埋め方、ポジショニングなど、彼らはそれを40分間やり切れる力、いい習慣を持っていると思う。われわれはそれを今、数分間できる、もしくは35分間できるかもしれないが、残りの5分間を詰めて、40分間やり切れるような集中力が自分たちには求められている」と話した。

 「競い合えている時間はキャッチアンドシュートを多く打てていたが、決め切れなかった。中(インサイド)を閉められて、外(アウトサイド)から打つシュートが落ちてしまうのが苦しいところ。入ってくれば、どのチームとも競い合うことができるので、そこを修正していかないといけない」とも。

 ラベナ選手は「秋田の素晴らしいディフェンスに対してスマートにプレーしないといけないと学ばされた試合だった。プレーの細かいところにフォーカスできた時間帯とできなかった時間帯があり、映像でもう一度確認しながら学びたい」と振り返った。

 「シーズンが長く、まだ半分まで到達していない。どんなに疲れがたまっていても、強いマインドセットを持って、常にベストなパフォーマンスをできる準備をしていくことが、このリーグで勝ち残っていけるかを左右すると思う」とも。

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