「書き方のコツを科学する」サイエンス・ライティング講座実践編が2月1日からオンラインで開催される。主催は産学連携のプログラム「アクティブ・フォー・オール拠点」(草津市野路東 立命館大学BKCリサーチオフィス)。
立命館大学総合科学技術研究機構の助教で、著書「馬疫」で第24回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した茜灯里さんが講師を担当する文章の書き方講座。2021年5月に入門編として、考えを分かりやすく文章で伝えるためのこつを茜さんが講義し、約500人がオンラインで受講した。
実践編は、文筆業のプロを目指す人向けに全6回で行う。ゲスト講師のフリーライターの五十嵐大さん(2月1日)、小説家の馳月基矢さん(2月4日)、ノンフィクションライターの近藤雄生さん(2月8日)、小説家の鈴木輝一郎さん(2月11日)が、文章を書くこつや大切にしていること、デビューに至った経緯などを話す。2月15日は茜さんが、第1回から4回の講義でゲスト講師が披露した文章術をまとめ、受講者に練習問題を出題する。2月18日は受講者の質問に4人のゲスト講師が答える。
担当者は「作家によって書く時のこつも異なり、デビューに至る経緯もスカウト、新人賞最終選考候補からの拾い上げなど、それぞれ異なる。現在活躍している作家の話を聞くことで、自分に合った文章術やデビュールートを見つけてもらえれば」と話す。
開催時間はいずれも18時~18時45分。受講無料。