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立命館大と滋賀レイクスが協定 地域貢献、選手パフォーマンス向上、学生起業家支援

右からマグニー、滋賀レイクスターズ釜渕社長、上原会長、立命館大学仲谷学長、中西学生部長、パンタくん

右からマグニー、滋賀レイクスターズ釜渕社長、上原会長、立命館大学仲谷学長、中西学生部長、パンタくん

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズと立命館大学が5月24日、学術研究、スポーツ界、地域社会の発展に寄与することを目指し、包括連携協定を締結した。

握手をする滋賀レイクスターズのマグニーと立命館大学応援団キャラクター「パンタくん」

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 立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で締結式が行われ、立命館大学仲谷善雄学長と中西純司学生部長、滋賀レイクスターズ上原仁会長と釜渕俊彦社長が出席した。

 滋賀レイクスターズは球団を設立した2008(平成20)年から立命館大学の学生をインターンシップで受け入れていたが、今回の協定締結により、両者の連携をより強める。

 具体的には、地域の未就学児・小学生を対象に滋賀レイクスターズアカデミーのコーチが指導するバスケットボールクリニックとチアダンスクリニックを毎月1回、BKC内で開催する。立命館大でスポーツ教育を学ぶ学生もコーチを務め、地域貢献とともに、スポーツ教育を学ぶ学生の実践の場として活用する。

 学術研究協力として、立命館大学スポーツ健康科学部、スポーツ健康科学総合研究所と協力し、選手の生体データを分析し選手ごとの特性を知り、トレーニングに生かすことでパフォーマンスの向上を図るとともに、立命館大学のスポーツ・ウェルフェア分野の研究発展に協力する。

 ほかにも、BKC内でのスポーツイベントや、滋賀県内の幼稚園・保育園でのスポーツ教室、防災教育、琵琶湖岸の清掃活動などを両者が協力して行う。

 滋賀レイクスターズと親会社のマイネットが大学生の起業を支援することも協定に盛り込まれた。上原さんが主催し7月に開催する全国のスタートアッパー(創業間もない企業)が集まる「Upstreamブートキャンプ」の運営に立命館大の社会起業家支援プラットフォームRIMIXが運営に参画し、学生のスタートアッパーがブートキャンプに参加する。

 釜渕さんは「両者の強みを生かして、学生のためにもクラブのためにも意義があり、地域に貢献する取り組みを推進する」と話した。

 上原さんは「地域貢献、SDGs、起業家支援の3つを軸に、新たな取り組みを具体化、本格化していく」と意気込みを見せる。

 チアダンスクリニックは6月25日から、バスケットボールクリニックは26日から開始する。

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