滋賀県のご当地キャラクター「野洲のおっさんカイツブリ」の琵琶湖一周ごみ拾い行脚が5月30日、大津湖岸なぎさ公園打出の森(大津市打出浜)からスタートした。
「野洲のおっさんカイツブリ」は、滋賀県野洲市生まれと推測されるが、生い立ちは「全て忘れた」という。2011(平成23)年、琵琶湖一周200キロ行脚を始め、今年で12回目。日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として「ごみゼロの日」の5月30日からごみを拾いながら琵琶湖一周を歩く。
スタート式には、取り組みに賛同する企業や団体、「野洲のおっさんカイツブリ」のファンなど約50人が参加。平和堂のイメージキャラクター「はとっぴー」や、びわ湖大津プリンスホテルのキャラクター「プリンス ニオ」も応援に駆け付けた。スタートに当たって意気込みを聞かれた「野洲のおっさんカイツブリ」は「意気揚々とごみを拾うことや。いきごみだけに」と得意の駄じゃれを披露した。
その後、参加者と共におまつり広場までの約600メートルの琵琶湖岸をごみを拾いながら歩き、参加者全員で30リットルのごみ袋20袋分のごみを拾った。
週に3日程度、琵琶湖岸を時計回りに行脚し、10月中のゴールを目指す。行脚5日目の6月10日は大津市衣川1丁目から大津市真野2丁目までの道中を清掃しながら歩く予定。