Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが6月13日、テーブス海選手と2022-23シーズンの選手契約(新規)に合意したことを発表した。
Bリーグのバレンタイン企画「モテ男No1」でファン投票1位のテーブス海選手(©B.LEAGUE)
テーブス選手は1998(平成10)年9月17日生まれ、兵庫県出身の23歳。188センチ、85キロ。ポジションはポイントガード(PG)。東洋大学京北高校2年で渡米し、プレップスクールを経てNCAAディビジョン1のノースカロライナ大学ウィルミントン校に奨学金を得て入学。1試合平均アシスト数7.8でディビジョン1全体2位の成績を残した。
2020年1月、宇都宮ブレックスに特別指定選手として加入。2020‐21シーズンは60試合に出場し、1試合平均得点6点、平均アシスト数2.6。チャンピオンシップにも出場し、最優秀新人賞に選ばれた。2021‐22シーズンは48試合に出場し、16試合で先発出場。層の厚い宇都宮でプレータイムを伸ばし、平均得点5.8、平均アシスト数3.0。チャンピオンシップでも全6試合に出場し、優勝を経験した。
12日に発表された「FIBA アジアカップ 2022」日本代表候補選手(予備登録メンバー)に、滋賀の川真田紘也選手と共に選出されている。
滋賀のルイス・ギルヘッドコーチはテーブス選手を「日本でベストのPGの一人。世界のどのリーグでも活躍できる選手。世界レベルのフィジカル、素質を持ったいいプレーヤー。若いが、素晴らしい人柄とチームをトップレベルに引き上げるための素質を備えている」と高く評価する。
滋賀の八幡幸助アシスタントゼネラルマネジャーは「カラーの違うPG陣がそろうことで、さまざまな試合に対応できるチームになっていく。まだまだ成長できる可能性を秘めている選手」と期待する。
テーブス選手は球団を通して「レイクスターズの勝利に貢献できるように頑張りたい」とコメントした。
滋賀レイクスターズが現在発表している2022‐23シーズンのロスターは、柏倉哲平、野本大智、テーブス海、狩野祐介、星野京介、杉浦佑成、森山修斗、ジェイコブ・ワイリー、川真田紘也各選手の9人。