守山市の特産品を掲載する「もりやまやまもりカタログ」が2月24日、発行された。
カタログには「お肉のおかだ」(播磨田町)の「殿様級贅沢(ぜいたく)の極(きわみ)コロッケ」や滋賀フーズ(石田町)の近江牛焼きカレーパン、福祉施設ポプリン(金森町)のガトーショコラ、廃ガラスを使った陶器「KILNOUT(キルンナウト)」、清原(古高町)の和奏(わかな)酒かすオールインワンジェルなど市内41事業所の64品をジャンルごとに掲載。市役所、守山駅、守山商工会議所などに設置し、商工会議所に所属する1400事業者に配布した。
守山市駅前総合案内所(梅田町)でカタログ掲載商品の取り寄せ販売をするほか、複数店の商品の詰め合わせの注文を受け付ける。
同案内所の田中直子さんは「コロナ禍で観光客や出張で来る会社員が減り、案内所で販売している土産の売り上げが減った。売り上げが減少している市内の小売事業者の支援をできないかと考え、行政や団体、企業をターゲットに市内の特産品の詰め合わせを販売することにした。周年事業や大会の記念品、社員への福利厚生として特産品を選んで詰め合わせできるようにカタログにした」と話す。
近江米、卵かけご飯用しょうゆ、ちらしずしのもとなどを詰め合わせた「ご飯をおいしく食べるセット」や、大麦ストロー、廃プラスチックを再利用したプランターなど環境に配慮した商品を詰め合わせたサステナブルセットなど、テーマや予算に合わせた詰め合わせを注文できる。
27日に西川貴教さんが守山市役所を訪問した際には森中高史市長が「もりやまやまもりカタログ」から西川さんに手渡す土産を選んだという。
デザインを担当した佐野絵美さんは「商品選びから関わり、知らなかった商品について知ることができた。守山市をいろいろな切り口でPRできると感じた」と話す。