Bリーグの滋賀レイクスが5月25日、柏倉哲平選手との契約継続を発表した。
柏倉選手は、1995(平成7)年山形県生まれの28歳。ポジションはポイントガード。2021年から滋賀レイクスに所属し2シーズン、キャプテンを務めた。
B2降格が決定した時は「ロッカールームでは言葉が出なかった。ブースターがこれだけ応援してくれたのに、期待に応えられなかった」と悔しさをにじませた。
今季について「さまざまなアクシデントがある中で言い訳するのは簡単だが、そこにベクトルを向けずに自分たちにフォーカスして、チームとして戦うことの意義を考えながらプレーした。バスケット人生の中でも、自分を犠牲にしながらチームのことを一番に考えてやり遂げたシーズンだった」と振り返った。
契約継続については、「今季の悔しさをこのクラブで晴らしたいという思いと、決して簡単ではないB1復帰への挑戦をレイクスブースターと共に戦っていきたいという思いが自分の正直な気持ち」と話す。
来季に向けて「滋賀に来て3年目、これまで悔しい結果しか残せていない。チームとして勝ちたい。みんなでB1昇格したい。今度こそ皆さんと一緒に笑ってシーズンを終えられるように全力を尽くす」と意気込みを見せる。
原毅人ゼネラルマネジャーは「キャプテンとしての印象も強いが、クレバーでセンスあふれる判断力、チームメートとの連動性など、ポイントガードとして高いクオリティーでゲームを優位に進めることができる選手」と評価する。