水曜のみ営業するギョーザ専門店「堀久餃子（ギョーザ）本舗」（守山市播磨田町）が7月5日、大人向け新商品「大人のひとくち餃子」の販売を始めた。

堀久餃子は水曜のみ営業

　バームクーヘン豚を100％使ったあんに昆布茶、紀州和歌山産のぶどうサンショウ、八幡屋礒五郎（長野市）の「唐からし」を練り込み、辛みの利いた「大人の味わい」に仕上げた。

　店主の堀内政義さんは「ギョーザブームと言われるほど世の中にはギョーザがあふれ、既に飽和状態になっていると感じている。これまで通りのやり方では、この先の成長は難しいだろうという危機感から『バームクーヘン豚餃子』『近江鶏しょうが餃子』に次ぐ、他店にはまねできない新しいギョーザの開発を始めた」と振り返る。

　あんの量、味付け、皮の厚み、大きさ、包む量、包み方などいろいろなパターンを試し、全てのバランスを見直し、試行錯誤の末、完成にこぎ着けた。「薄皮で程よいスナック感、パンチの利いた味付け、突き抜ける香り、辛さの刺激はご飯のお供というよりビールや日本酒など晩酌のお供に最適」と堀内さん。

　「今までは多くの人に受け入れてもらえるギョーザを作ってきたが、今回の新商品は勝負に出て、国産サンショウの辛みを利かせて10人中1人、2人が病みつきになるような商品にした。『追い山椒（さんしょう）七味』付きなので、さらに辛くして味わってもらえる。辛みや刺激が苦手な人は注意してほしい」と話す。

　水曜のみ営業。営業時間は10時～19時。価格は918円。ネット販売はバームクーヘン豚餃子2箱とのセット販売のみで、価格は3,132円。