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滋賀レイクス社長に原毅人さん B1復帰目指す「メモリアルなシーズンに」

スローガンを発表する原さん

スローガンを発表する原さん

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 原毅人さんが7月1日、Bリーグ2部の滋賀レイクスの運営会社社長に就任した。

今シーズンの目標は「B1昇格」「勝率8割以上」

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 原さんは横浜市出身の35歳で、東海大学卒業後、bjリーグの青森ワッツなどで選手として3シーズン活動し、楽天グループでアスリートマネジメント事業の立ち上げなどに携わった。5月に滋賀レイクスのゼネラルマネジャー(GM)に就任。7月の新シーズンを機に社長兼GMに就任した。

 5日、滋賀県庁(大津市京町)で就任会見を行い、2023-24シーズンの目標や2026年開幕の「新B1リーグ」参入への戦略などを発表した。

 新シーズンのスローガンは「GET BACK」。B1昇格を絶対目標とし、勝率8割、B2プレーオフ優勝を目指す。原さんは「ブースターにはB2降格というショッキングな思いをさせてしまったが、1シーズンでの最短B1復帰はもちろん、滋賀県でリーグ優勝する瞬間を皆さんと味わいたい。振り返った時に『あれがあったから今のレイクスがある』と言ってもらえるようなレイクス史上、最もエキサイティングで劇的でメモリアルなシーズンにしたい」と意気込みを見せた。

 滋賀は現在、日本人選手9人、アジア特別枠選手1人、外国籍選手2人との契約を発表済み。チーム編成について、原さんは「心・技・体を分けて考え、心の部分では、B1昇格経験がある新規契約選手5人のマインドセットを既存の選手と融合させる。技については、日本人選手をハンドリング能力のあるガードの選手とサイズがあるスモールフォワード(SF)の選手に2極化させた。ガード、SFの選手全員が3ポイントシュートを打てる。体については、リーグの中でも平均身長の高いチームになる。湧川颯斗選手のポジションアップが進めば、平均身長2メートルを超えるラインアップが可能になる」と話した。

 6日から、日本代表として活動中の川真田紘也選手を除く日本人選手8人がスペインのマドリードで合宿を行う。海外でのトレーニングキャンプはクラブ史上初。オフィシャルパートナーのサン・クロレラがスペインリーグのクラブチーム「ZENTRO BASKET MADRID」とパートナシップ契約を結んでいることで実現した。スペイン出身で、現在帰国中のダビー・ゴメスヘッドコーチも現地で合流する。

 合宿について、原さんは「個人スキルのワークアウトを中心に行うが、チームビルディングを進めるという意味もある。ヘッドコーチの母国や文化を知ることにより、深い人間関係の形成につながるのではないか」と話した。

 B2リーグは10月5日に開幕し、滋賀の初戦は10月7日・8日のアウェー熊本ヴォルターズ戦。ホーム開幕戦は10月14日・15日に滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催されるライジングゼファー福岡戦。

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