市民らが手作りの品を販売するイベント「大津百町市」が5月16日、天孫神社(大津市京町3)をメーン会場に旧東海道一帯で開催される。
同イベントは、市民が「町歩き」を体験することで町の魅力を再発見し、大津市中心部の昔ながらの町家などのある地域を活性化することを目的に昨年12月に初めて実施。今回で5回目の開催となる。
出店するのは、「手作り」「こだわり」「エコロジカル」「フェアトレード」「地産地消」「スローフード」などをテーマにした32店。なかでも「手作りの布製の小物は丁寧に作られていて女性に人気」と担当の高野さん。
当日は、普段は料亭として営業する「大津魚忠」(京町2)が「町家カフェ」としてお茶やぜんざいを1日限定で提供する。
高野さんは「5回目の開催となり、毎回楽しみにされるリピーターも増えてきて、確実に浸透してきている。今後も街が活性化するように取り組みたい」と話す。
開催時間は11時~16時。毎月第3土曜に開催している。