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滋賀レイクス、山形に連勝 仲間の良さを引き出すプレーで柏倉選手が貢献

3Pシュートを決め喜ぶ柏倉選手と「TEEポーズ」をする田原選手

3Pシュートを決め喜ぶ柏倉選手と「TEEポーズ」をする田原選手

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 Bリーグ2部の滋賀レイクスが12月2日・3日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で山形ワイヴァンズと対戦した。

「TEEポーズ」をする田原選手

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 2日は試合開始5分間、山形に得点を与えず、12-0とリードを奪う。3クオーター(Q)に滋賀のターンオーバーから山形に連続で得点され、2点差まで迫られるも逃げ切り、85-75で勝利。

 3日の1Qは、今季、山形から滋賀に移籍した田原隆徳選手が古巣相手に奮闘。田原選手が「昨日の試合がちょっと自分の中でぱっとしなかったところがあって、今日の入りは『やってやる』という気持ちは強かったので、アグレッシブにいけて、いい形でチームにエナジーを与えられた」と振り返った通り、高い位置からディフェンスし、相手ボールを奪い速攻から得点を決め、3ポイント(P)シュートも沈め、1Qだけで9得点と活躍を見せた。得点をした後のパフォーマンスで両手を広げる「TEEポーズ」については「タイムアウトの時はいいが、ゲームが流れている時にやると相手選手を見失うので、出しどころが難しい。皆さんが喜んでくれるからやっているが、まだ恥ずかしい」と照れながらも要所で「TEEポーズ」を見せ、会場を沸かせた。

 2Q、山形に逆転を許すも、2Qの後半5分だけで8得点し、山形に流れを渡さず、43-36とリードして後半へ。シュートを外しても、外国籍選手だけでなく、森山修斗選手や柏倉哲平選手ら日本人選手も粘り強くリバウンドを拾い、セカンドチャンスにつなげた。滋賀がゴール下を制し、ペイントエリア内の得点とオフェンスリバウンドで山形を大きく引き離し、3Pシュートの試投数がB2でトップの山形の3P成功率を低く抑えて滋賀が88-74で勝利。滋賀は5連勝でB2西地区2位をキープした。

 柏倉選手は2日間を振り返り、「チームとしてすごくいい雰囲気で、みんながポジティブにプレーできている」と話した。3日の柏倉選手のプラスマイナス(その選手が出場中の得失点差を表した数値)はプラス21で、チームトップ。柏倉選手は「これが一番うれしい」と笑顔を見せた。ポイントガードとして、キャプテンとしてチームをけん引する柏倉選手は「誰と出ているかを常に意識して、その人の良さを引き出すことを常に考えながらプレーしている」と話す。10月25日にけがをして11月25日に復帰したばかりのブロック・モータム選手について「調子が良くなってきて、気持ち良くプレーしているのを見ることができて本当にうれしかった」と仲間の復調を喜んだ。

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