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滋賀レイクス静岡に2連勝 新加入江原選手初得点は3ポイントシュート

シュートを決め喜ぶ江原選手 会場も盛り上がった

シュートを決め喜ぶ江原選手 会場も盛り上がった

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 Bリーグ2部の滋賀レイクスが12月29日・30日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)でベルテックス静岡と対戦した。

出場直後に3Pシュートを決めた眞庭城聖選手

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 29日は前半リードするも、3クオーター(Q)に逆転され、試合終盤まで静岡にリードされる展開。6点差で迎えた試合時間残り2分58秒、19歳の湧川颯斗選手がチームメートの外したシュートを押し込み、滋賀が反撃を始める。残り1分38秒に田原隆徳選手が、残り19秒にキーファー・ラベナ選手が3ポイント(P)シュートを決め、同点に追いつき、延長戦に持ち込む。3713人の観客の大声援に背中を押された滋賀が95-92で勝利した。

 30日は、開幕から全試合スターターを務めていたジャスティン・バーレル選手がけがのために欠場。キャプテンの柏倉哲平選手、日本代表の川真田紘也選手もけがで欠場する中、前半は静岡のディフェンスに苦しめられる。

 ハーフタイムに滋賀のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)が「前半は速攻が少なく走れていなかったので、もっとインサイドアウトを使おう」と指示。ゴメスHCは「JB(バーレル選手)がいればインサイドを使えるが、そうではないので、ライアン(クリーナー選手)にボールを入れてアウトサイドにキックアウトするよう指示した」と振り返る。

 3Q、ゴメスHCの指示通りにアウトサイドから攻めると、滋賀の3Pシュートが決まり始める。29日は1試合で7本しか決まらなかった3Pシュートが、30日は3Qだけで7本決まり、一気に点差を広げる。大きくリードした4Qには、22日に滋賀への加入が発表された東海大学4年の江原信太朗選手が出場。相手チームのボールを奪い、滋賀の速攻のきっかけを作るなどディフェンスで貢献すると、試合終了間際には3Pシュートを2本連続で決め、プロ初得点。今季最多となる3921人が来場したアリーナに大歓声が巻き起こった。滋賀はベンチ入りした選手全員が得点し、97-74。2023年最後の試合を勝利で締めくくった。滋賀はB2西地区1位に浮上。

 江原選手は29日、1Q残り8秒でプロ初出場。江原選手は「大学では味わえない声援や雰囲気ですごく楽しかった。もっとプレータイムを増やして、長くこのコートでプレーしたいと感じた」と振り返った。30日の初得点は「いいパスをくれたので、迷いなく打とうと決めていた。ベンチのみんなが喜んでくれて最高の気持ちだった」と喜んだ。

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