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滋賀レイクス、主力選手の復帰で静岡に2連勝 ディフェンスから勝利をつかむ

コート上でチームメートに声をかけるキャプテン柏倉哲平選手

コート上でチームメートに声をかけるキャプテン柏倉哲平選手

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 Bリーグ2部の滋賀レイクスが2月10日・11日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)でベルテックス静岡と対戦した。

ジャスティン・バーレル選手「自分の役割はフィジカルに戦い、早い展開にできるようにボールプッシュし、リバウンドでリーダーになること。得点はおまけ」

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 10日、12月からけがで離脱していたキャプテンの柏倉哲平選手とジャスティン・バーレル選手が復帰。10月25日以来のフルメンバーでの試合となった。

 1クオーター(Q)から3ポイント(P)シュートが高確率で決まる。1Q後半にコートインしたバーレル選手が得点やリバウンドでチームをけん引すると、1Q終了間際に柏倉選手が3Pシュートを決める。主力の2選手の復帰でチームが躍動し、試合を通して3Pシュート成功率が48.4%と高く、100-82で快勝。

 11日は一転して3Pシュート確率が低くなり、パスミスなどのターンオーバーから21失点するなど苦しい展開となるが、ディフェンスの強度を緩めず我慢し続け、接戦を制して78-75で勝利した。

 滋賀は直近4試合、毎試合100点以上失点し、4連敗していた。2月3日・4日のアルティーリ千葉戦は2戦とも30点差以上離されて大敗。4日の試合後にダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)は「この試合がターニングポイントになる」と話していた。1週間の練習でディフェンスを修正。10日の試合後にゴメスHCは「ボールプレッシャーを修正した。マークマンとの距離が今までよりも近くなり、相手のタイミングでプレーさせないようにコントロールできた。特にトーマス・ブロープレー選手に対して、宮本一樹選手や江原信太朗選手、湧川颯斗選手がいいディフェンスをしてくれて簡単にプレーさせなかった。ほかの選手に対してもレベルを上げてコンタクトできた」と選手の働きを評価した。

 12月に古傷の再手術を受け、リハビリをしてきた柏倉選手は「北山修子ストレングス&コンディショニングコーチらメディカルスタッフのサポートやトレーニングのおかげで自分でもびっくりするくらい順調に回復した。試合に出られない時は早く試合に出たくてもどかしさも感じたが、ガード陣がそれぞれの良さを出して頼もしくなった」と振り返った。

 12月29日の試合中に右第四中手骨を骨折し1カ月以上欠場したバーレル選手は10日の試合後、「楽しんでプレーできた。B1・B2含めてここがベストなアリーナだと思う。ブースター(ファン)の皆さんがたくさんのエナジーを選手に与えてくれた」と話した。

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