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県内の道の駅でビックリマンシール 大津絵のつえを持つスーパーデビルなど

キャンペーンへの参加を呼びかけるロッテの本原さん

キャンペーンへの参加を呼びかけるロッテの本原さん

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 道の駅草津(草津市下物町)など県内19カ所の道の駅で4月27日からオリジナルビックリマンシールを配布する「ビックリマン地方創生プロジェクト 道の駅滋賀周遊キャンペーン」が始まる。

滋賀県オリジナルデザインのビックリマンシールは4種類

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 びわ湖大橋米プラザ(大津市今堅田3)、妹子の郷(さと・大津市和邇中)、アグリの郷栗東(栗東市出庭)など県内19カ所の道の駅で2,000円以上の買い物や飲食をした人に72ミリ角の「ビックリマンBIGシール」を進呈する。

 「ビックリマンBIGシール」は既存のビックリマンのキャラクターに滋賀県の特産品を加え、背景に観光スポットをデザインした。大津市、高島市では、背景に白鬚(しらひげ)神社をデザインし、大津絵の鬼のつえを持った「スーパーデビル」を、草津市、栗東市、竜王市では、背景に琵琶湖大橋をデザインし、近江牛をイメージしたベルトを着けた「始祖ジュラ」を配布する。そのほか、東近江市などでは「サタンマリア」、長浜市などでは「魔肖ネロ」を配布する。4枚全てを集めると、滋賀県出身の芸人・野生爆弾くっきー!さんコラボのビックリマンシールがもらえる抽選に応募できる。

 ビックリマンチョコを販売するロッテ(東京都新宿区)は、2023年から「ビックリマン地方創生プロジェクト」を開始。第1弾は全国で唯一ビックリマンチョコを製造しているロッテ滋賀工場(近江八幡市)の近隣4市で開催。第2弾は鳥取県境港市で開催した。今回が第3弾となる。

 ロッテブランド戦略部の本原正明さんは「第1弾を開催して『町が元気になった』との声をもらった。ビックリマンを通して、笑顔につながる社会貢献をしていきたい。地方の魅力とビックリマンの良さを掛け算してその土地の魅力を発信していきたい」と意気込む。

 今回の開催は、2022年・2023年に滋賀県道の駅連絡会の事務局を担当していた大津市商工労働政策課が、道の駅制定30周年記念事業としてロッテ滋賀工場に打診したのがきっかけで決まった。商工労働政策課の杉本裕介さんは「東おうみ地域のビックリマン地方創生プロジェクト開催時は観光案内所に行列ができたと聞いた。来場者が増えて道の駅が活性化して、県内の観光がにぎわえば」と期待する。

 6月30日まで。

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