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琵琶湖岸のイングリッシュガーデンのバラが見頃 壁一面に満開のバラ

壁一面に咲き誇るバラ

壁一面に咲き誇るバラ

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 びわ湖大津館イングリッシュガーデン(大津市柳が崎)のバラが現在、見頃を迎えている。

ガーデン内のチャペルの外壁にもバラの花

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 5900平方メートルの英国式庭園に約300種3000株のバラを植栽している同園。春はツルバラ、オールドローズ、モダンローズの全てのバラが咲く。園内はバラの品種名によって「画家ゾーン」「音楽家ゾーン」など6ゾーンに分けており、琵琶湖の景色や、滋賀県初の国際観光ホテルを復元・改修したびわ湖大津館などを背景に咲くバラを見ることができる。

 ピエール・ドゥ・ロンサールなどのツルバラとダマスクなどのオールドローズが5月初旬に咲き始め、5月14日現在、見頃を迎えている。プリンセスアイコやヘンリー・フォンダなどのモダンローズは五分咲きで、20日に見頃を迎える見込み。

 吹田市から来園した女性は「近くまでは来たことはあったが、琵琶湖岸にこんなにすてきなところがあるとは知らなかった。背景が琵琶湖で、電線などの遮るものが何もなく、きれいな写真が撮影できる」と話す。

 庭園を管理する京阪園芸の中川恵美子さんは「秋はモダンローズしか咲かないが、春は全てのバラが咲く。壁一面にツルバラが咲き、オールドローズの香りを楽しめるのは今だけ。花一つずつの写真を撮影するなら、咲き始めの今がきれい」と話す。「見頃は6月上旬までだが、満開になってから大雨が降ると花が散ってしまうので、5月20日から1週間ほどがお勧め」とも。

 同園では現在、バラの季節に合わせて「春のローズフェスタ」を開催している。25日・26日は「初夏のガーデン音楽会」を開く。毎週土曜・日曜にはバラや季節の草花の苗の販売も行う。

 営業時間は9時~18時。入園料は、大人=330円、小中学生・65歳以上=160円。「春のローズフェスタ」は6月9日まで。

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