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大津の琵琶湖岸でウナギと酒のイベント 串打ち・串焼き体験も

大津港・なぎさ公園おまつり広場でウナギ料理や地酒のイベント

大津港・なぎさ公園おまつり広場でウナギ料理や地酒のイベント

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 大津市内のウナギ提供店が集まるイベント「OTSU UNAGI & SAKE FES 2025~大津のうなぎ×湖酒まつり~」が11月8日・9日、大津港・なぎさ公園おまつり広場(大津市浜大津5)で開催された。

ウナギのかば焼ふるまい&串打ち・串焼き体験

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 文化庁の100年フードに認定された「大津のうなぎの食文化」をPRするグルメイベントで、うなぎ串焼たけ(梅林1)や小川酒店(浜大津2)などウナギ料理や地酒を提供する飲食9店と体験1ブースの計10店舗が出店。会場では、各ブースの料理やお酒を楽しむための「うなぎ&湖酒券」を買い求める客で長い行列ができた。

 湖舟(石山寺3)の「うなぎラーメン」や琵琶湖ホテル(浜町2)の「国産うなぎの西京焼き」など多彩なウナギメニューのほか、「ワカサギの唐揚げ」や「瀬田しじみ汁」など、琵琶湖や瀬田川の恵みを生かした品も並んだ。日本酒ブースでは12蔵から20種類の銘柄が並び、ウナギ料理との組み合わせを楽しむ来場者の姿が見られた。

 「うなぎラーメン」を食べていた大津市の女性は「スープが濃厚でウナギの風味をしっかり感じられておいしい。トッピングも豪華だった」と話していた。

 体験ブースでは、滋賀のウナギ文化の隆盛を目指し「うなぎのマイスター」として活動する井上信幸さんの指導を受け、来場者が串打ち・串焼き体験を行った。井上さんは「食べ方の豊富さも滋賀のウナギ料理の魅力。おいしい焼き方や食べ方を伝えたい。湖岸でバーベキューをする際にウナギも焼くなど、いろいろな機会にウナギを楽しんでほしい」と話す。

 びわ湖大津観光協会の高木圭一郎さんは「大津では古くからウナギが食文化として根付いていて、ウナギのかば焼きの消費金額も多い。じゅんじゅんやしゃぶしゃぶなど多様な料理もある。イベントをきっかけに大津のウナギ文化をもっと知ってもらえたら」と期待を寄せる。

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